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インプラントは何年持つの?長持ちさせるために大切なこと

インプラント治療を検討されている患者様から、
「インプラントは一生使えるのですか?」
「どれくらい長持ちするのでしょうか?」
というご質問をいただくことがあります。

インプラントは現在の歯科医療において非常に予知性の高い治療法ですが、永久に何もしなくても使い続けられるわけではありません。

今回は、インプラントの寿命や長持ちさせるために大切なポイントについてわかりやすく解説します。

インプラントはどのくらい持つの?

インプラントについて歯科医に質問する患者さん

インプラントは顎の骨の中に埋め込まれたチタン製の人工歯根です。
チタンは生体親和性が高く、骨としっかり結合する性質を持っています。

実際に世界中で行われている研究では、10年以上経過したインプラントの生存率は90%を大きく超えることが報告されています。

2019年に発表されたシステマティックレビューでは、インプラントの10年生存率は約96%と報告されています。

さらに20年以上問題なく機能しているケースも数多く存在しており、適切な条件が整えば非常に長期間使用できる治療法であることが分かっています。

ただし重要なのは、「インプラントが何年持つか」ではなく、「どのように管理するか」です。

天然歯と同じように、治療後のケアによって寿命は大きく変わります。

エル歯科医院でも10年以上安定して使用されているインプラントは数多くありますが、そのような患者様ほど定期的なメンテナンスを継続されている傾向があります。

▶︎ 関連記事:
「入れ歯・ブリッジ・インプラントの違いとは?歯を失った時の治療法を紹介」

インプラントが失われる主な原因

インプラント周囲炎

患者様から

「インプラントは虫歯になりますか?」

と聞かれることがあります。

インプラントそのものは金属でできているため虫歯にはなりません。

しかし、インプラントの周囲の歯ぐきや骨にはトラブルが起こることがあります。

最も注意が必要なのが「インプラント周囲炎」です。

これは天然歯でいう歯周病に似た病気で、インプラント周囲に細菌感染が起こり、歯ぐきの炎症や骨の吸収を引き起こします。

初期の段階では自覚症状が少ないため気づきにくく、
歯ぐきから出血する、腫れる、違和感があるといった症状から始まり、進行するとインプラントを支える骨が失われてしまいます。

最終的にはインプラントの動揺や脱落につながることもあります。

実際に定期検診でエル歯科医院へ来院された患者様の中にも、ご自身ではまったく症状を感じていなかったにもかかわらず、検査によって初期のインプラント周囲炎が見つかるケースがあります。

▶︎ 関連記事:
「毎日歯磨きしているのに歯周病になるのはなぜ?意外と知らない原因について」

過度な咬合力

歯ぎしりや食いしばりも大きなリスクです。
インプラントは天然歯と違い、歯根膜というクッションを持っていません。

そのため過度な力が加わると、ネジのゆるみや被せ物の破損、周囲骨への負担増加などが起こることがあります。

特に就寝中の歯ぎしりは自覚がないことも多く、注意が必要です。

喫煙

喫煙はインプラント治療において大きなリスク因子の一つです。

タバコに含まれる有害物質は血流を悪化させ、歯ぐきや骨の治癒能力を低下させます。

その結果、インプラント周囲炎の発症、リスク増加骨との結合の不良、長期的な予後の悪化につながることが知られています。

定期検診の中断

意外と多いのがメンテナンスの中断です。

痛みがないため問題ないと思っていても、インプラント周囲では少しずつ炎症や骨吸収が進行している場合があります。

異常が小さいうちに発見できれば比較的簡単な処置で対応できますが、進行してからでは治療が難しくなることもあります。

エル歯科医院でも、メンテナンスを継続されている患者様と中断されている患者様では、お口の状態に差が見られることがあります。そのため、治療後の定期管理をとても大切にしています。

インプラントを長持ちさせるための3つのポイント

インプラントの定期メンテナンス

① 毎日のセルフケア

インプラントも天然歯と同じようにプラークが付着します。
毎日の歯磨きや補助清掃器具の使用が非常に重要です。

歯ブラシだけでなく、

  • 歯間ブラシ
  • フロス
  • ワンタフトブラシ

などを併用するとより効果的です。

② 定期的なメンテナンス

歯科医院では、歯ぐきの状態や噛み合わせ、レントゲンによる骨の状態などを確認します。
患者様ご自身では気づきにくい変化も早期発見することができます。

③ 噛み合わせの管理

インプラントは埋入したら終わりではありません。
時間の経過とともに噛み合わせは変化します。

必要に応じて咬合調整を行ったり、歯ぎしりが強い方にはナイトガード(マウスピース)を使用したりすることで、インプラントへの負担を軽減できます。

インプラントを長持ちさせるために大切なこと

インプラントは現在の歯科医療の中でも非常に長期予後が期待できる治療法です。

実際に10年以上の生存率は90%を超え、多くの研究では95%以上という高い成績が報告されています。

しかし、その結果は治療後の管理によって大きく左右されます。
インプラント治療の本当のスタートは、手術が終わった後とも言えるかもしれません。

長期間安定して使用されている患者様の多くは、特別なことをしているわけではなく、毎日のセルフケアと定期的なメンテナンスを継続されています。

つまり、インプラントを長持ちさせるためには、毎日のセルフケアと定期的なメンテナンスの継続が欠かせません

当院ではインプラント治療だけでなく、治療後のメンテナンスにも力を入れています。

これからインプラントを検討されている方や、すでにインプラント治療を受けられた方も、お気軽にご相談ください。
→【ご相談のみもお気軽に!】熊谷市歯医者/エル歯科医院のWEB予約

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